セス・バークレー事務局長は、科学誌「サイエンス」に、covid 19のパンデミックを終息させるためには‘ビッグ・サイエンス’アプローチを通じたワクチン開発のためのグローバルな協働が必要という主旨の寄稿をしました。その中で「マンハッタン計画」への不適切な言及があったことを深くお詫び申し上げます。

国際的な科学者のコミュニティによる大規模なcovid19パンデミック対応を、第2次世界大戦中の米国及び連合国による核兵器開発の動きと比較したことは大変な誤りでした。核兵器開発によって何十万人という無辜の人々が命を落としたことを考えますとなおのことです。バークレー博士はこの記事によって心に傷を負った皆様、ご不快に感じた皆様に心よりお詫びいたします。Gaviはサイエンス誌に対し、数回にわたって、この表現を記事から除くよう依頼しています。

この20年間、Gaviは世界中の何億人もの人々を予防可能な疾患から守る努力を休みなく続けてきました。バークレー事務局長は、まず医者として、そして近年はグローバルヘルスにおけるリーダーとして、そのキャリアのすべてを疾患をなくすことに捧げてまいりました。

今世界は、百年に一度の公衆衛生上の危機に直面しています。Gaviは、世界各国の保健システムがこの未曾有の状況に対処できるよう支援を行うとともに、各国のパートナーと協力して、有効な新型コロナウィルスのワクチンが必要とするすべての人々に届くよう引き続き努力いたします。

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